「ばんえい競馬」を生で見てみたいです

日本では、2種類の競馬があります。ひとつは、みんなが良く知っている、サラブレット達が早さを競い合う「競馬」、もうひとつは、北海道で行われている、「ばんえい競馬」です。残念ながら、この「ばんえい競馬」を生で見た事はないのですが、テレビなどで、たまに目にする光景が、脳裏に焼き付いて離れません。いつか、実物を観に行きたいと思っています。「ばんえい競馬」は、サラブレットではなく、「どさんこ」と呼ばれる、大きなまるまるとした体つきの、サラブレットとはまったく別の種類の馬が、重い荷物を引きながら、障害物の設けられた、コースを力強く進んで行くレースです。この荷物のソリの上に、「騎手」が乗っています。

普通の競馬では、馬に直接騎手が乗ります。「ばんえい競馬」は、馬の上に人が乗らず、ひたすら荷物を引きずりながら、スピードを競うもののようです。「どさんこ」は、サラブレットと違い、「重い荷物を運ぶ」ために、品種改良されてきました。そのため、大きな胴回りに太い足を持った、とてもたくましい姿をしています。軽やかに走る、サラブレットとは、まるで別の生き物のように見えます。このたくましい馬が、一生懸命ソリを引く姿は、とても感動的です。

北海道の寒い朝に、どさんこが練習をしている姿も、とても感動的でした。馬は、とても「汗をかく」生き物ではないでしょうか?わたしも乗馬をするのですが、30分も歩くと、馬の身体は汗でしっとりと、湿り気を帯びてきます。そして、とても「温かい」のです。どさんこ達の練習風景では、そうして「頑張っている」どさんこ達の体全体から、まるでもやのように、蒸気が上がっていました。冷たい北海道の外気の中で、どさんこ達の放つ「熱気」が、蒸気となって、空気中に放出されていました。その朝霧のような風景が、雄大な北海道の自然をバックにして、なんだか「神々しい」ような雰囲気を醸し出していました。競馬は、神様の使いですものね…